外反母趾｜枚方市の津田の森整骨院

足の母趾が小趾側に向かって20度以上曲がってしまう病気です。

母趾が小趾側に向かって「くの字」に曲がることで、母趾の付け根の関節が隆起し（バニオン）足の幅が広くなるため、幅の狭い靴や硬い靴を履くとバニオンが圧迫されて靴に当たって痛みや炎症を起こします。

レントゲンでは親指の付け根の関節が突き出ている事や第一中足骨が内側に開いていることがわかります。

また、統計的に男性より女性に多い病気であることがわかっています。

外反母趾の正確な原因は不明ですが、いくつか考えられる要因はあります。

◎先が細い靴やかかとが高い靴

先が細い靴は、母趾を小趾側に圧迫します。

かかとが高い靴は、足が靴の先端に向かって滑り落ちるため、趾先全体が靴の先端に押し付けられ、すべての指が先の細い部分に集まります。

母趾の付け根の関節には多くの靭帯があり、普通の状態であればこれらの靭帯がぴんと張っていますが、かかとを高くすると靭帯が緩むため、母趾が小趾側に曲がりやすくなります。

◎足の怪我

骨折や捻挫、打撲などで母趾の付け根の関節に変形や炎症が起こり、時間と共に関節周りの筋肉や靭帯、関節包などの萎縮が生じることで関節の変形が生じます。

◎リウマチ性関節炎などの関節炎

膠原病であるリウマチによる炎症で、関節の構造が変形し関節炎が悪化して関節の変形が生じます。

◎偏平足

足の縦アーチが崩れると土踏まずがなくなって扁平足になり、横アーチが崩れると横幅が広がる開張足になったりします。

偏平足になると、足の軸が内側に入りますが、反対に母趾は小趾側に力が加わるため、外反母趾の要因となります。

放置すると進行して症状が悪化し、痛みや趾の変形が強くなります。

母趾に変形や痛みがあると、歩行時のバランスが崩れやすくなり、さらに変形が進行する恐れがあります。

進行すると親指の変形にねじれが加わり、関節が半分脱臼する「亜脱臼」を起こしたり、完全に関節が外れて「脱臼」したりすることがあります。

母趾が示趾や中趾の下に潜り込むことで、脱臼するケースもあります。

また母趾の曲がりが悪化すると他の指も変形を起こして、さらに広範囲に痛みを伴うようになることがあります。

枚方市の津田の森整骨院では、外反母趾による痛みやしびれの出る動きや方向を確認し、筋肉調整や骨格矯正、神経整体などを用いて、極力痛みが出ないよう適切な部位を施術することで、症状の改善を図っていきます。

インソールの挿入、マッサージ、骨格矯正、神経整体は効果的です。

特に神経整体は、しびれや痛みの激しい外反母趾と、とても相性のいい治療法になります。

しびれや痛みを改善するためにご自宅でできるストレッチ指導、筋トレ方法などの指導も随時行っております。

また、骨格や骨盤のゆがみを矯正することで自然治癒力が上がると共に、重心の改善などで早期の改善や予防が期待できます。

枚方市の整骨院で「外反母趾」の施術をお考えの方は、枚方市の津田の森整骨院にお任せください。