O脚｜枚方市の津田の森整骨院

Ｏ脚とは、両足のくるぶしを付けて真っすぐに立っている状態で、膝の内側がつかずに外側に湾曲している（膝が内反している）状態を言います。

膝の間に隙間ができ、見た目の状態がアルファベッドの「Ｏ（オー）」に似ているためにＯ脚と呼ばれています。

「内反膝（ないはんしつ）」や「がに股」と言われることもあります。

乳幼児の場合は、一般的にＯ脚の状態が自然で、成長するとともに大人の正常な状態へと近づいていきます。

O脚には「生理的なO脚」と「病的なO脚」の2種類があります。

◎生理的なO脚の場合：特に痛みを発したり、機能障害が生じたりすることはありません。◎病的なO脚の場合は：靭帯の異常や骨の形態異常、外傷などによって起こり、膝の痛みや腰痛などを訴えるケースがあります。

一般的に生理的O脚は両足に見られ、病的なO脚は片足に見られることが多いようです。

病的なO脚はほとんどみられない珍しい症状で、ほとんどの方が筋肉や関節の使い方が原因のO脚なのでご安心ください

◎あなたの脚タイプをセルフチェックしてみましょう。

O脚を放っておくと、将来の変形性膝関節症のリスクが高まるため、自分の脚タイプが分からないという方は、以下のチェックをおこなってみてください。

＜O脚タイプ＞

つま先をまっすぐ前に向け、左右のくるぶしを揃えて、膝をまっすぐ伸ばして立った時に左右の膝がくっつかない場合はO脚の可能性があります。

左右の内くるぶしをくっつけて立った時に、左右の両膝の内側がくっつかない場合もO脚に分類されます。

＜X脚タイプ＞

左右の膝を揃えて膝をまっすぐ伸ばして立った時に、左右の内くるぶしがくっつかない場合はX脚の可能性があります。

X脚は、左右の両膝の内側は接するものの、内くるぶしがくっつかない脚タイプで、アルファベットの「X（エックス）」のように見えることから名付けられています。

＜XO脚タイプ＞

左右の膝を揃えて膝をまっすぐ伸ばして立った時に、ふくらはぎの間が離れ、内くるぶしが近いようであればXO脚の可能性があります。

XO脚は、膝から下がアルファベットの「O（オー）」のように見える脚タイプで「下腿O脚」と言われることもあります。

太ももから膝にかけては比較的まっすぐなのに、膝から足首にかけて弯曲しているのが特徴です。

Ｏ脚の原因として、以下の事が考えられます。

◎生理的な変形

一般的には、乳幼児（生まれてから2歳くらいまでの期間）の膝は生理的にＯ脚です。

生まれたての赤ちゃんが仰向けになっているのを見ると分かりますが、赤ちゃんの脚はかなりのO脚となっています。

赤ちゃんが歩き始めると、徐々に真っ直ぐになっていき、その後一時的に生理的なＸ脚になりますが、成長に従って筋力がついてくると、徐々に脚の状態は安定し、7歳ころにはほぼ大人の脚と同じような、一般的な正常な位置（外半角およそ4度）へと変化していきます。

赤ちゃんのO脚は自然に改善するものなので、特に矯正するような必要もありません。

生理的なO脚は左右対称に見られ、痛みや機能障害は見られません。

◎骨盤のゆがみ

O脚の原因の1つとして、骨盤が後ろに傾くようにゆがんでいる骨盤の後傾があげられています。

骨盤の後傾はO脚のリスクを高めます。

◎不良姿勢

長時間座った姿勢をとっていると、お腹にある大腰筋が緊張して固くなります。

大腰筋は腰の骨と股関節をおなか側で結んでいますが、固くなることで股関節を引っ張るため、大腰筋のけん引力によって股関節が外側に開きO脚のリスクが高くなります。

◎生活習慣

歩き方や立ち方、足の組み方、重心のかけ方、荷物の持ち方、猫背、座り方などもリスクとして挙げられます。

特に歩幅が狭い人や、足の母指球（親指の付け根の膨らんだ場所）に力を入れて立っていない人などは、脚の内側の筋力が低下し、O脚のリスクが高くなります。

◎脚の筋力不足

太ももの外側の筋力と内側の筋力の差が大きくなると、O脚のリスクも高くなります。

太ももの外側の筋力が強くて、内側の筋力が弱い場合、太ももが外側に引っ張られるため、O脚のリスクが高まります。

特に筋力が低下してくる中高年の女性に多い症状です。

◎足裏のアーチ崩れ

足裏には縦方向（土踏まず）と横方向（指の付け根のアーチ）に足底アーチがあります。

足底アーチには、地面からの衝撃を和らげ、膝や腰にかかる負担を軽減してくれる働きがありますが、そのアーチ構造が崩れることによって、O脚のリスクが高くなることがあります。

特に女性に多いのが、アーチ構造の乱れによって起こる「外反母趾」です。

外反母趾を発症すると、足の親指が小指側に傾くため、痛みや歩行障害をもたらします。
親指が痛いと、小指側に体重をかけて歩くため、太ももやふくらはぎの外側の筋肉ばかりが使われ、結果としてO脚のリスクが高まります。

◎間違った靴選び

特につま先部分の狭い靴などの足にあっていない靴を履いていると、外反母趾を発症するリスクが高くなり、O脚になるリスクも高くなります。
生活習慣や普段の癖で体のバランスが崩れて重心が偏ってしまうと、骨盤がゆがんだりO脚になることがあります。

◎病的な変形

靭帯の異常（外・内側側副靭帯などのゆるみや欠損）、先天的または後天的な大腿骨・脛骨の形態異常（Blount病やくる病、骨系統疾患など）、外傷後の変形（骨端線損傷や骨幹部外傷など）などに分けられ、片側のみの変形の場合は、病的な変形の可能性があります。

枚方市の津田の森整骨院では、Ｏ脚に対してお身体に負担がかからない状態に回復できるよう施術の方をご提案させて頂きます。

Ｏ脚を放置しておくと、見た目が悪く見えるだけでなく、膝の変形や痛みを伴う場合があります。

Ｏ脚は、膝関節の内側に負担がかかるために、膝関節内の軟部組織や骨組織にダメージが加わり「変形性膝関節症」の原因になります。

膝関節は脛骨と大腿骨で構成され、膝のお皿である膝蓋骨で覆われています。

脛骨と大腿骨との間には軟骨があり、骨と骨とが直接ぶつかるのを妨げていますが、O脚を放置することで、脛骨と大腿骨の内側の隙間が減り、骨同士がぶつかるために軟骨がすり減ってしまいます。

その結果、膝関節の内側に炎症が生じて、痛みが発生したり、歩行障害を起こしたり、膝に水がたまったりします。

膝だけでなく、足底や足首にもストレスがかかり、「足底筋膜炎」や「外反母趾」などにも影響がでてくることがあります。

また、美容の観点からも、O脚を放置するとデメリットが多くなります。

O脚にともなって骨盤が後傾してくると、お尻が垂れて大きく見えます。

さらに、脚が弯曲することによって、下半身のシルエットが不格好になるだけでなく、脚が短く見えることにもつながります。

Ｏ脚には、整骨院で診れるものと診れないものがありますので、問診をしながら必要であれば医療機関でも診ていただく場合があります。

枚方市の津田の森整骨院や医療機関で評価をしていきましょう。

※枚方市の津田の森整骨院では、必要に応じて医療機関へ紹介状を書くことも可能です。

枚方市の津田の森整骨院では、Ｏ脚に対して施術が適応かどうかを評価してから施術に入ります。

Ｏ脚の施術が可能なときは、まずどこからＯ脚が起こっているのかを評価します。

Ｏ脚の場合、膝だけが悪いわけではなく、下腿の軸のねじれや骨盤の歪み、姿勢の歪み、股関節の捻転、筋肉の緊張など様々な要因が考えられるために、身体の全体を評価してゆきます。

枚方市の津田の森整骨院では、Ｏ脚を回復させるために骨盤矯正や姿勢矯正をして全身的なアプローチを筋肉調整や神経整体という施術の方法で行っていきます。

神経整体は、バキバキする施術とは違い、ソフトタッチで身体に負担がないため、お子様からお年をめされたかたでも安心安全に受けていただくことができます。

お子様の場合も、多くの場合は生理的に正常な位置に戻りますが、正常な位置に導くための骨盤矯正や姿勢矯正を行うこともできます。

生理的なO脚の多くは自然と治りますが、骨盤のゆがみや筋力の低下などが原因となって起こるO脚に関しては、対策をしないと自然と治ることは期待できません。

また、放っておくと将来の変形性膝関節症のリスクを高めることにもなるので、できるだけ早めの対策が重要です。

今すぐ直したいという方は整骨院など専門家を頼るのが近道です。

枚方市の津田の森整骨院では、身体の全体の歪みを回復することで、Ｏ脚に対してのアプローチをしていきます。

枚方市の整体や整骨院でＯ脚を回復させたい方は、枚方市の津田の森整骨院までお越しください。